あけすけな思い

みなさま、こんにちはー。みとやのレンタル彼女・デリバリーヘルスサービスをやっております、長島けいです!
高尚な文章を書こうとしたのですが、どうしても高尚な(?)性愛の物語になってしまいました。いや、ちょっと、あけすけな話になりますがお付き合いください。

始まりのエピソード

それは、2025年1月のことでした。わたしがまだ通常ハッテン場と呼ばれる女装子さんと男性もしくは女装子さん同士の性的交歓場所に通っていたころの話です。東京の某ハッテン場に行ったときに、右半身を引きずっている高齢の男性がいらっしゃいました。すぐに右麻痺の方だと分かりました。その方は左側にいたわたしににじり寄り、誘ってきましたのでわたしも交歓に応じました。その方が下になり、わたしが上になってシックスナイン(麻痺の影響は性器にも及んでいましたので、ピクリとも反応しませんでしたが喜んでいただけたようです)をしたり、互いにキスしたり、抱き合ったりしてしばしの交歓を楽しんで、ありがとうと互いに言って別れました。

障がい者向けのサービスは…ない?!

その時、わたしはそのような状態においても性的交歓を求めるんだという事にある種の感銘を受けました。その話をその日同居人の彼女にしたところ、「そういう方とすることに抵抗がないなら、そのような方へセックスワークすることに向いているのでは?」と言われました。そうかもしれない。そういえば、わたしは80歳の高齢者や、既に耳がかなり遠い女装子さんとも性的交歓行為をしたことがあります。すぐに、インターネット上を調べてみると、障がいを持つ方が性的サービスを受けようとして断られるケースがかなりあるということを知りました。また、女性が障がい者・高齢者に性的サービスを行う事業は既に存在することを知りまして、いくつかの事業者様とはコンタクトさせていただき、事情を聞いて回りました。そうすると、女装子さんによる男性向けのサービスは日本では聞いたことがないという答えが返ってきました。

「これはわたしがやるべき事だ」

そう思って数か月後、このサービスが生まれました。障がい者であっても、高齢者であっても、女装子さんと楽しいひと時を過ごしたい人。わたしが東京の某ハッテン場であの日あったあの人は、日本全国にいるはずだ。
このサービスが「日本全国」のレンタル彼女・デリバリーヘルスにこだわっているのも、元々の経験がハッテン場発だったからというのもあります。楽しい場がある都会に出づらい方にこそ積極的にサービスを展開したいという思いがあります。

性っていろいろある!みんな違う。

ところで、様々な人に会っている話しているうちに、性って言っても、人により求めるものはまるで違うというのが分かってきました。恋とセックスを全く別のこととして捉える方もいらっしゃいます。本サービスでは、(疑似)恋だけをしたい人、セックスだけに興味がある人、そして両方に興味がある人、すべてに対して門戸を開いています。なぜかというと、私自身セックスに全く興味がなかった時期が長かったからです。そうですね、30歳近くまで童貞でした。でも恋はしたことあったんですよ。だから(疑似)恋だけしたいという人も理解できるんです。だから恋はセックスの前座じゃないと思いますし、今の自分の性が正しくて過去の自分の性が間違ってるなんてことは全然ない。大事なのは性に対して世間体にとらわれず、その時自分の感じるままの性を素直に、あけすけに、表現することだと思っています。それって素敵な事だと思いませんか?

「みんな仲良く、笑顔で、末永く」

このサービスのモットーです。様々なご利用者様がいらっしゃるため、日々勉強をしている最中ですが、わたしができることを一生懸命やっていきますので、是非暖かい目で行く先を見ていただければ幸いです。

長島けい

埼玉県岩槻市(現さいたま市岩槻区)に生まれる。全国に先駆けて学級崩壊を経験した足立区の小学校を生き抜き、中高一貫の難関男子校に滑り込むがレベルが高すぎて挫折の日々。大学は2流大学3流学部4流学科を経てIT企業に就職。ベンチャー企業を含む5,6企業を転々としつつ、2025年から遅まきながら自営業も開始。「みとや」は祖母、両親がやっていた店舗の屋号を引き継いだものである。第一種情報処理技術者、介護職員初任者研修修了。(1975/12/06生まれ)

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